こやまケア研究発表会2021
- イベントレポート
- 採用
7月28日、こやまケア研究発表会をオンライン開催致しました。
昨年に引き続き、2回目のオンラインでの開催。
事例を発表する事業所の他に、湖山医療福祉グループの他法人の方にもご参加いただきました。
発表会冒頭に、湖成会こやまケア委員会の齊藤委員長より、前日に行われた雪のほこら竣工式の様子が紹介されました。
事業が拡大していく中で、湖成会にはたくさんの仲間が増えました。
「新しく仲間に加わってくれた多くの職員にも、湖成会がこれまで大切にしてきた事、想いを知っていただき、今後の仕事に活かしていただきたい」
そうお話がありました。
コロナ禍で、思うように施設間の行き来ができなくなった今、今回のこやまケア研究発表会は、画面を通して、鎌倉の新しい仲間にも湖成会が大切にしてきた想いや取り組みを知っていただける絶好の機会でもあります。
今回発表されるのは、富士市と富士宮市にある7つの事業所から、9つの事例。
熱海伊豆海の郷からも、今回の発表会に向けて3事例を準備していましたが、7月3日に熱海市伊豆山で起きた土砂災害を受け、この度の発表は見送る事となりました。
熱海会場からは、仕事の合間を縫って、気になる事例を聞きに会場入りする職員さんも見受けられていました。
昨年、初めてオンラインで開催した発表会。
インターネットにさえつながっていれば、距離が関係ない時代になりつつあった昨年。
昨年はそんな時代だからこそ、抄録や研究だけでなく、「想いの共有」を大切にしました。
今年は、「出会い」
湖成会が設立して23年。これまでたくさんの「出会い」がありました。
ご利用されていたご家族の介護者だった方ご自身の利用。
二度目の開設を迎えた月のあかりにご入居されるたくさんのお客様、そこで働く職員。
「出会い」をもとに生まれた事例研究が印象に残った今年の発表でした。
9事例中5事例は、9月16日に行われるチームケア学会へと駒をすすめ、全国の湖山医療福祉グループの仲間にも共有されます。
今年、選ばれた事例は
1.「お客様の笑顔を守れるデイサービス」楓の丘通所部門
2.「得意を生きがいに」あった家
3.「個人のスキル向上と統一したケア~自らが百恵の郷で介護を受けてたいと思うため~」百恵の郷入所部門
4.「その方らしく安心して過ごせる居場所へ」デイサービスセンター稲瀬
5.「湖成会の食を守る~真空調理の可能性~」月のあかり栄養部門
これまでの「出会い」を大切にしてきたからこそ、今の湖成会があります。
2021年は、新規開設が2施設、増床が1施設と、湖成会が大きく飛躍する年。
様々な課題に向かって、今まで積み上げてきた大切な想いや経験を、行動にして実践していきたいと思います。
2021年8月5日
社会福祉法人湖成会
採用担当 新里陽子